「ソフトウエア無線」と呼ばれる技術です。
現在の携帯電話は決まった通信方式しか処理できません。
これが当たり前だったのですが、この技術を使えば端末に内蔵したチップにソフトをダウンロードし、利用できる周波数や通信方式を切り替えることができます。
1台の端末でさまざまな無線通信に対応できるほか、規格が変わるたびに基地局を変更する必要がなくなり、通信事業者は設備投資を大幅に削減できるとうものです。
携帯の利用者にとってみても、たとえばエリアによって使いやすい通信方式を選んで使うことができたり、端末を買い換える費用負担を抑えることにもつながるかもしれません。
わたしが一番期待しているのは、無線LANへの接続です。
例えば会社の中にいるときは、会社のLANを使って高速通信をしたり、会社のサーバーの文書を閲覧したりすることもできるでしょう。
そのまま外へ持って出れば、普通の携帯として使えるわけです。
セキュリティの問題もありますが。。。これは便利になりますよお!
※「KDDI研無線通信各種に端末1台で対応」日経 2007/01/05
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